摩耶山 1

11月11日。山形の摩耶山にガイドの仲間4人でやって来ました。標高は1019m、登山口の標高は320m、標高差は700m程の低山ですが、ハシゴや鎖場が連続する岩山で有名です。そのハシゴや鎖は10月28日で撤去され、登山シーズンの終わりが告げられています。そんな中、馬鹿な4人はやって来ました。しかもオヤジを含め3人は初めての山で、どの程度険しいのかを知りません。でも30mロープを2本、その他登攀用具を持参。

8時に倉沢口をスタート。数か所のヤセ尾根を1時間登り御宝前分岐でソリクラコースへ。

取り付いてみたら「あと2時間も登れば山頂だろう」との考えが甘かったことに気付きます。話に聞いていた通り、急な岩場の連続です。しかもHPに載っていた通り急斜面に取り付けられていたハシゴや鎖、ロープは綺麗に撤去。でも全ての斜面でロープを張っていたのでは時間がかかるために、出来るだけフリーで登ることにします。

 

摩耶山 2

先頭はホールドを探しながらよじ登ります。それにしてもここの岩はクラックが殆どありません。

摩耶山 3

支点を取り身体を確保し、後続をサポートします。

摩耶山 4 

鎖を外してしまった岩場の狭いトラバースコースは、残っているアンカーを利用してロープを張ります。

摩耶山 5

全てロープを張ると時間がかかるので、少しでも灌木やホールドのある所はフリーで登ります。(お客様の案内ではこんなことは出来ませんが)視界が良ければ月山が見えるのですが、今日はご覧の様な曇り空です。

摩耶山 6

緊張感があり楽しい!!

摩耶山 7

ホールドのない濡れた岩場が多く、安全を確保するためにはロープは必要です。

 

 

摩耶山 8

いくつもの急な岩場を登り一息つきます。頂上まではもうすぐで、後は灌木帯だけの易しい登りかと思っていたら、頂上直下にもう一つの岩場のトラバースがあり少し慎重に歩を進める。

摩耶山 9

御宝前分岐から2時間の予定が1時間遅れ、12時30分に山頂に到着。こんな時期に登る物好きはいないだろうと思いながら山頂に出たら、3人の美女がいてビックリ!!聞けば関川口から登って来たとの事。話が弾み、一緒に記念撮影です。

摩耶山 10

向きを変えてもう1枚。この後、彼女たちは一足先に関川口に下山していきました。我々は昼食の後、中道コースを下山、3時間後の4時に登山口に着きました。中道コースには撤去していないハシゴや鎖が何か所も残っていたので、持参したロープは数か所しか使う必要がなく時間の短縮になり、明るいうちに下山できてひと安心。とても楽しい一日になりました。

又、初めての摩耶山は聞きしに勝る峻険な山。改めて高いだけが山の魅力ではないことを実感した一日でした。

嬉しい一日 1

10月29日。今日は女優でタレントの加藤紀子さんのガイドです。

しばらく前に「蔵王をトレッキングしたい」とのお電話を頂き、楽しみにしていた今日です。中央ロープウェイで鳥兜駅に。登山道を下りてドッコ沼に着きました。

紅葉が終わった湖畔に花一輪です。

嬉しい一日 2

今日のトレッキングのお客様は、加藤紀子さん、ご主人、加藤さんのお友達の3名です。

(加藤さんのご主人は気さくでとても優しい方で、二人の仲の良さが溢れていました。)

嬉しい一日 3

ドッコ沼から少し残っている紅葉を愛でながら不動滝に。パワースポットです。

(今HPをアップしていて気が付いたのですが、3名の名字のイニシャルがKなのです。)

 

嬉しい一日 4

アップで1枚。この後は雨がぱらついたのですが40分程で登り返し、お昼ご飯。

嬉しい一日 5

三五郎小屋で昼食を済ませ中央ロープウェイの駅までの登りは、鳥兜ゲレンデの直登を選択。結構急な坂を上ったのですが、皆さん余裕の笑顔です。

嬉しい一日 6

4時間余りのトレッキングの最後は、本日の最高地点鳥兜岳です。快晴の天気とはいきませんでしたが、加藤さん達との時間は本当に楽しいものでした。ありがとうございます。

これからもお元気でご活躍ください。

指導標整備 1

10月6日我が山岳インストラクター協会の研修会です。年間に4~5回ある研修会の内、秋の研修会は作業と決まっています。今日は地蔵岳から熊野岳までの登山道指導標の立て替え作業です。この辺りの10数本は吹き溜まりで雪の中に隠れてしまい、視界の悪い時にはルートが分からなくなりとても危険な状態になるのです。それで3m長さの既存のものを4mの新しい丸太に立て替えるのです。

指導標整備 2

長さ4m、重さ40kgを2本。80kgを背負い2kmの距離を運びます。

指導標整備 3

新しい丸太(4mの長さ)に立て替えます。天気が良いので辛い仕事もはかどります。

 

指導標整備 4

全部で15本の指導票を立て替え、満足気な強者たちです。

来るシーズンは雪に埋もれることがなく、登山者の道しるべになることでしょう。

秋の恵み 1

今年もマイタケを採ることができました。一本のミズナラの根元に2株のマイタケ!!

舞い踊りました。(心の中で)

もう1か所は3株が腐っていて、ガッカリ。来年に期待です。

秋の恵み 2

ナラタケです。この日は40kg程の収穫がありました。水煮をして冷凍庫で保存。冬にアンティロープのお客様に御馳走します。

3年目の鳥海山 1

(9月24日に登った鳥海山の様子をお届けします。ひと月半も前の出来事。参加した皆さんも忘れてしまったかも知れません。)

昨年まで2年連続の悪天候で断念。特に昨年は2日間とも酒を飲んで過ごし、3年目の今日は漸く好天に恵まれました。

それも最初は25日に登山の予定でしたが、25日は天気が悪いと予測して1日早めた今日がご覧の様ないい天気。3年目にしてやっと鳥海山が微笑んでくれました。「今から行くから待ってろよ~」

3年目の鳥海山 2

祓川神社に安全登山のお願いをして最初の坂を上り振り返ると、竜ヶ原湿原は草紅葉が始まっています。

3年目の鳥海山 3

賽の河原で最初の休憩。まだまだ七高山の山頂は小さく遠く見えます。気温が高くないので快調に登ってきました。

3年目の鳥海山 4

御田の湿原に咲く、鮮やかな青紫色のエゾオヤマリンドウと、それに張り合う(?)3人です。

3年目の鳥海山 5

七ツ釜避難小屋手前の急登です。スタート地点の祓川駐車場が小さく見えます。

3年目の鳥海山 6

全体の1/3。七ツ釜避難小屋上部です。避難小屋は建て替え中で、完成したらトイレも完備、きっと快適な小屋になるでしょう。(今頃は出来上がっている事でしょう)

3年目の鳥海山 7

七ツ釜を過ぎると大雪路。次の目標は氷の薬師です。ここまで来ると山頂が一段と大きくなります。

3年目の鳥海山 8

九合目、氷の薬師です。いつもここまで来ると「あと一頑張り」という気がします。8月まであった雪渓もすっかり解けてしまいました。

3年目の鳥海山 9

七高山を目指して一気の登りになります。正に胸突き八丁です。

3年目の鳥海山 10

舎利坂です。七高山々頂まであと30分。

3年目の鳥海山 11

10時50分。とうとう今日の最高地点、七高山です。ここまで来るのに3年かかりました。正面には荒々しい新山が迫り、眼下には御室が小さく見えます。ここから新山を往復すると1時間半はかかるので、今日はここで引き返すことにして昼食を摂ります。

3年目の鳥海山 12

同じ道を帰るのはつまらないので、康新道を下りることにしました。中島台方面の雄大な眺望が得られるので好きなコースなのですが、外輪山の縁を辿る細い道なので、強風の時には危険なのです。そして今日は強風が吹いているのです。だめな時には戻ることにしてスタートします。

3年目の鳥海山 13

途中の岩場にはイワギキョウの花がまだ残っています。

3年目の鳥海山 14

下りてみたら案の定、外輪山の下からかなりの強風が吹き上がってきます。時々吹き飛ばされるほどの風が吹いた時には、体を低くしながら下りて来ました。七高山と新山が小さくなってきました。

3年目の鳥海山 15

漸く外輪山から離れ風も弱くなりひと安心、お茶目な表情も出て来ました。奥に見えるのは稲倉岳です。

3年目の鳥海山 16

往路と合流する手前に咲くリンドウが疲れを癒してくれます。

 

3年目の鳥海山 17

早めに宿に帰り温泉にでも入っていると思っていた二人と、タッチラ坂で会いビックリ!

二人は山頂迄は無理なので祓川で別行動をとったのですが、聞けば七ツ釜の下まで登ったとの事、二度ビックリです。

3年目の鳥海山 18

竜ヶ原湿原の草紅葉を背景に全員で記念撮影です。

3年目の鳥海山

竜ヶ原湿原で今日最後の1枚です。3年目でやっと迎え入れてくれた山頂にさよならです。

当然のことですが、この夜は大いに盛り上がりました。(夜半からは予報通り雨が降り出し、1日前倒して大正解の鳥海山登山でした。)

鳥海山登山 1

8月20日、今日は鳥海山のガイドで秋田側の祓川口から縦走して山形側の鉾立(鉾立は秋田県ですが)までのコースです。午前4時半に鳥海荘をバスで出て、祓川口を5時半から歩きだし、2時間登った所で最初の1枚です。スタート時には岩手山や早池峰山まで見え、最高の登山日和です。関東からのお客様19名を2班に分けての行動ですが、目標は楽しく怪我無く全員の完登です。

 

鳥海山登山 2

七ツ釜を過ぎると七高山が迫ってきます。

まだ先ですが、目標が見えると元気が出ます。

鳥海山登山 3

大雪路に僅かに残った雪渓を渡り、右岸を七高山目指して進みます。

鳥海山登山 4

まだまだ元気!登りではここが最後の雪渓になります。

鳥海山登山 5

氷の薬師手前の沢を登ります。今年は猛暑が続いたので、この辺りの雪渓はすっかり解けています。

鳥海山登山 6

我々の前の班の皆さんです。

鳥海山登山 7

いよいよ氷の薬師に着きました。ここまで来ると七高山までの2/3が過ぎました。

上に見えるのは七高山です。

鳥海山登山 8

気温が高いので皆さん疲れ気味。舎利坂の途中で休憩です。

あと一息で七高山です。

鳥海山登山 9

10時、ついに七高山に着きました。皆さん頑張りました。

この後は辛い登りがないので、ここまで来るとひと安心です。